8 月 17
大台の108円台を突破し、ついには110円半ばまで上値を伸ばしたドル円ですが、
今後のドル円の展開として、あまり下がらないと予想しているエコノミストの方の意見を見つけたので、メモ。
円安が進む理由は、「日本の貿易黒字の減少」により、円高圧力が緩和しているため、という内容でした。
確かにサブプライム以降は、原油高に代表される商品市況高騰のあおりを受け、原材料の値段が高騰し、
原材料を他国から輸入する日本においては、その費用が増えたことにより貿易黒字が減少しています。
この貿易収支に着目した分析は、妙に納得がいく説明であるような気がします。
現在においても、「ドルがこれだけ上値を伸ばす理由がわからない」「いずれドルはまた下がるはずだ」などというように、
依然、ドル高に対しては否定的な見方が多いような気がします。
しかし、現在のドル高の状況からは、「アメリカの力が減退するため、ドル安が進行する」図式が成り立ちません。
もちろん貿易黒字の動きだけで、ドル高の説明ができるわけではないので、
実需の動きが、為替取引においてどの程度の割合を占めているのか、もう少し調べる必要があるようです。